ピストルズマネージャー、マルコムマクラーレン「リチャードブランソンを手すりに縛って金を出せといったんだ」
1978年1月ピストルズからジョニー・ロットンが脱退。
バンドが空中分解するも映画「ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル/Great Rock N Roll Swindle」をなんとか完成させたかったピストルズマネージャー、マルコム・マクラレン。
ラス・メイヤー監督の「フーキルドバンビ/誰がバンビを殺したか」の失敗と列車強盗ロナルド・ビッグズとのでブラジルの撮影で資金を使い果たしています。
完成させるにはヴァージン・レコードに頼るしかありませんでした。
ここからはマルコムの映画資金の捻出方法です。
マルコムはある朝デンビーテラスへ向かい、ヴァージン・レコードのリチャード・ブランソンをアランニットの縄でつかまえ、手すりに縛って金を出せといったとのこと。
「それからは毎日のように、大男を連れて、メルセデスでヴァ―ノン・ヤードにのりつけ、手下と二人でズック袋をもって階上に上がり、金庫から現金を出して詰め込み、肩に担いで下に降り、まるでサンタクロースさ。
これを6週間!
6週間も続けたんだぜ!」
マルコムマクラーレン
オーバージェスチャーでこの話をよく話していたようです。
この話を聞いたヴァージンレコードの社長リチャード・ブランソンはそんなことあったっけと笑っていたようです。
実際は映画の権利と今後のピストルズの印税から支払うということで20万ポンドを受け取っています。
マルコムマクラーレンらしい話です。
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| Malcolm McLaren | 22:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑