スティーブ・アルビニベスト10!名前が災い「RAPEMAN」


A&Mを追い出されレコード契約が決まっていなかったセックスピストルズは1977年5月13日にヴァージンと契約しました。シドは5月16日に遅れてサイン。


シングル「God Save the Queen」はプレス工場の従業員がプレスを拒否し、「ストライキに入る」と騒ぎましたが、マネージャーのマルコム・マクラーレンが工場、スタッフに電話をして、なんとか17日にプレス開始させ、10日後の27日に初回プレスの50000枚をなんとかリリースできることになりました。
アメリカ・シカゴで結成されたポスト・ハードコアバンド「RAPEMAN」。
このバンドもその名前からプレス工場の従業員にレコードブレスを拒否されています。

Steve Albini in Buenos Aires / elboomsonico
RAPEMANはピクシーズの「サーファーローザ」やニルヴァーナの「イン・ユーテロ」をプロデュースしたスティーブ・アルビニが率いたバンド。


バンド名は伝説となっているみやわきしんたろう、愛崎けい子作のマンガ「THE レイプマン」から取られています。
スティーブ・アルビニがマンガを見かけて興味を持ったとのこと。

マンガ「レイプマン」の主人公が社会悪を制裁するためにレイプを手段にするという発想が西洋にはない、東洋独自のものに感じられて面白い
スティーブ・アルビニ
しかしながらこのレイプマン、たった一年半で解散しました。
過激なバンド名が災いしアメリカの女性保護団体等から猛烈なブーイングを受けたとのこと。
イギリスリーズで行われたソニックユースとのライヴにはギグ中止の学生抗議デモが押し掛けたほどです。
(このギグではソニック・ユースのキム・ゴードンに捧げた?「キム・ゴードンのパンティーKim Gordon's Panties」という歌を即興で演奏しサーストン・ムーアー[キムの旦那でギター、ボーカル、2011年離婚してますが・・]と掴み合いの乱闘しています)ソース:ロッキングオン

Sonic Youth - Razzmatazz 2010 / alterna2
マンガのほうもレイプ美化しているとして女性団体・人権団体により休載に追い込まれてますしね。
ということで「スティーヴ・アルビニのベスト・レコード TOP10」レイプマン8位6位
10. Big Black: Headache EP (1987)

9. Shellac: Terraform (1998)

8. Rapeman: Two Nuns and a Pack Mule (1988)

7. Big Black: Racer-X EP (1984)

6. Rapeman: Budd EP (1988)

5. Big Black: Bulldozer EP (1983)
![Bulldozer Ep [12 inch Analog]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61aSOrM6mRL._SX80_.jpg)
4. Shellac: At Action Park (1994)

3. Shellac: 1000 Hurts (2000)

2. Big Black: Songs About Fucking (1987)
![Songs About Fucking [12 inch Analog]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GRCFbBYZL._SX80_.jpg)


1. Big Black: Atomizer (1986)

Rapemanで活動後デヴィッド・シムズ(B)は、Scrach Acidでともに活動していたデヴィッド・ヨウと共にジーザス・リザードJesus Lizardを結成。

引用:Pitchfork
引用:amass
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