「あの部屋」の住人でグリッターベスト秘書ソフィーリッチモンドとは？

ソフィーリッチモンド/Sophie Richmondはピストルズファンならお馴染みの「あの部屋」で電話を取っている女性として有名です。

また彼女の日記をもとに出版された「セックス・ピストルズ・インサイドストーリー」でも知られています。


ソフィー・リッチモンド、経験豊かな外交官の娘でいいとこのお嬢さんです。

ワークイック大学卒業後、ピストルズのアートディレクターのジェイミー・リードが立ち上げた出版社サバ―バン・プレスにソフィーは勤務していました。
当時ジェイミー・リードと付き合っていたみたいですね。

Jaimie Reid / nicksarebi

1976年9月100クラブで2日間行われた「パンクロック・フェスティバル」開催の1週間前にマルコム・マクラーレン秘書となっています。マルコムはピストルズマネージメント会社「グリッターベスト」を立ち上げたばかりで弁護士のスティヴンフィッシャーを雇ったのもこの時期です。

マルコム・マクラーレン秘書としてピストルズをまじかに見ていたソフィー・リッチモンドのコメントです。

男性はコレクションから始って専門知識まで達するでしょ。
女性にとってポップはもっと感情的で個人的なのものなのよ。
セックスピストルズを含めて私の知らない人たちのグループの1部になるのは楽しかったけど、あの人たちは何か共通のものを持っていた。
大きく広がった親密さがあったわ。
なんでも話し合うことができたし、危ない立場にいるって感じることもなかったのよ。
ソフィー・リッチモンド

でもあの当時ピストルズ関係者でいることは危ない立場だったと思います。

労働者階級の代弁者として出てきたパンクですが意外にその周辺にはいいとこの家庭の人が多いです。

▼ピストルズのメンバーが思い出の地を巡っています。


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